ナショナル・モニュメントって何!?Part2

さて、「ナショナルモニュメント」ですが、調べてみると色々あって、さらにその「ナショナルモニュメント」自体が後に正式な国立公園としてグレードアップされたりしているようです。
何と一番最初に指定された「ナショナル・モニュメント」はセオドアー・ルーズベルト大統領がワイオミングの「デビルズ・タワー」を最初に指定したそうです。ご存知ですか「デビルズ・タワー」?
そうです、スティーブンスピルバーグ監督の代表作「未知との遭遇」の最後に出てくるあの得意な形をした山です。
第三種接近遭遇
あの山自体はインディアンが祈りを捧げる山とか聞いていますが、とても不思議な岩山ですよね?あの岩山が最初の「ナショナル・モニュメント」だったそうです。その他には「グランドキャニオン」「自由の女神」「ナバホ・ナショナル・モニュメント」等々あるそうです。どこもみんなご存知の場所ですよね!?

セオドアールーズベルト大統領が最初に「デビルズタワー」を指定した時に“この場所が国立公園にしてされる頃には遅すぎる”と表現したそうです。きっと国立公園とかにする為の色々な規定があるのでしょうが、そこにたどり着くまでは膨大な調査や時間を費やして辿り着くのでしょう。ただ、この「ナショナル・モニュメント」のように議会の承認なしに大統領のある種、独断で決められるシステムがあるからこそ、国立公園にある種短時間でなることができるのかもしれないと思います。
何かを決める時には多くの人がそれぞれの意見を言いながら決まっていくのだとは思いますが、やはり独断的に決めないとそれで終わってしまうことが世の中多すぎるのかもしれません。今回の「マリアナ海溝海洋ナショナル・モニュメント」も北マリアナ政府は反対の立場を崩していません。それはやはり漁業権、海底開発権などがすべて連邦の手にゆだねられてしまうことを嫌ったところから来ているのだとは思います。ただ、もし政府がそこまでやるのならサイパン島のリーフ内の海洋汚染をどうにかするのが先であり、島外から来た私達が海洋汚染の危機感を持つよりも島民たちが危機感を持って子供達を教育するなり、自分から率先して環境保護の活動をするようになってもらいたいものです。

皆さん、そう思いませんか!?

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