お馴染みMINA主催ウィングビーチ清掃

4月21日(土)07:50。
どんよりとした曇り空から大粒の雨が降り始めた。

「これは参った」と思った。ウィングビーチへ行く途中に車のウィンドシールドに大粒の雨が打ちつけ始めた。丁度、家を出てネービーヒルへの信号を過ぎたところだった。ハッキリ言って雨具は何も持ってない・・・強いて言うなら帽子ぐらいだ。家に戻って傘でも持ってこようかと考えたが、ゴミ拾いをするのに傘をさしてゴミ拾いも想像が出来ないので濡れるのを覚悟で車を走らせた。

愛犬も一緒にゴミ拾い
ホテル日航サイパンを過ぎたところで雨も殆ど止み、北の方角にはうっすら青空も見え始めた。このようなスコールは珍しくもないのでこれで問題なくゴミ拾いも出来る。私が到着したときには既にみんな清掃を始めていた、私はちょっと遅刻だった。ただ、昨晩がBeautifyCNMIのファンドレイジングパーティーでみんな飲みすぎたのかあまり集まりは良くなかった。ざっと見て15名程度?

ゴミ拾い3人娘はこの日一番長い距離を歩いてゴミを拾ってた
ちょっと少ないな、とは思いながらゴミ袋と手袋をサッととってビーチへ出てゴミ拾いを始めた。ビーチ自体にはゴミはほとんどない。昨日のパーティーでも国会議員のシンタ・カイパット女史が「ウィングビーチはサイパンで一番美しいビーチだ!!」と熱弁していたが、確かにそうだと思った。ただ波に乗ってガラスの破片とかは多少見つかるときもがあるがゴミといったゴミはみない。どちらかというと林の中にゴミが散らかっているぐらいだ。それでも他のビーチよりはまだいい。前回からの経験から私は林の中を通りながらゴミを拾って歩いた。キャンプをした跡の近くには必ずゴミがあるということも既に私の知識に中に入っている。

キャンプをした時に焼かれたのか!?
1時間もたたないうちに強い風が吹き始め、黒い雲が上空を覆い始めた。「来るな!?」と思ったときにはまた大粒の雨が帽子のツバに音を立てて落ち始めた。自分が車を止めた場所へはまだかなりある。林の中にいたので雲の状況がわからなかったのが失敗だった。車へ辿り着いたときにはビショビショに濡れていた。私自身は週に1回だけの清掃だけど、これを仕事にしている人たちは大変だと思う。雨が降るのはしょっ中だし雨宿りしていれば仕事ははかどらないし。

今日は人数が少なかったけど、美しいビーチをより美しく出来て充実したゴミ拾いが出来たが、前回掘り起こせなかった錆びついたエンジンはまたもや残されたままになった。
錆びついたエンジンはまたもや残された